家購入の初期費用はいくら必要?諸費用・外構・家具家電までまとめて解説
「家の価格は予算内だった。なのに、契約が進むにつれて“聞いていないお金”が次々と出てきた」——住宅購入でいちばん多い失敗が、これです。本体価格と、実際に必要なお金は別物です。この記事では、諸費用・外構・家具家電・引っ越しまで、家を買って住み始めるまでにかかる初期費用を、項目ごとに金額の目安つきで整理します。那須塩原で990万円の家を検討している方のケースを軸にお伝えします。
家の初期費用は、登記・ローン・保険・税金などの「諸費用」だけで本体価格の約10%。さらに外構・家具家電・引っ越しまで含めると、本体価格の30〜35%になります。本体価格990万円の家なら、初期費用は約370万円、住み始めるまでには約1,360万円が必要です。本体価格だけで資金計画を立てると、必ずこの部分で崩れます。逆に言えば、最初からこの金額を織り込んでおけば、資金計画は崩れません。
- 初期費用は本体価格の10〜15%(諸費用のみ)。外構・家具家電まで含めると30〜35%。
- 見落とされやすいのが外構・家具家電・カーテン照明。ここだけで本体価格の25%前後になります。
- 本体価格が安い家ほど、初期費用の比率は高く出ます。固定費(家具家電・外構)は家の価格に比例しないためです。
家の初期費用は、本体価格の10〜15%が目安
住宅購入で「初期費用」と言ったとき、どこまでを含めるかで金額が大きく変わります。まず、この2つを分けて考えてください。
| 捉え方 | 含まれるもの | 本体価格に対する目安 |
|---|---|---|
| 狭義の初期費用 | 諸費用(登記・ローン・保険・税金・地盤) | 約10% |
| 広義の初期費用 | 上記+外構・家具家電・カーテン照明・引っ越し | 約30〜35% |
※ 注文住宅の場合の目安です。土地を購入する場合は、別途「土地の仲介手数料(土地価格の3%+6万円+消費税)」と土地の登記費用が加わります。
住宅会社が「諸費用は本体価格の1割ほどです」と言うとき、それは狭義の初期費用を指しています。ここに外構・家具家電・カーテン照明・引っ越しが加わると、金額は一気に2倍以上になります。
住宅購入の初期費用を調べると「物件価格の5〜10%」という数字が出てきます。これは諸費用だけの話です。実際に住み始めるまでには、外構・家具家電・カーテン照明・引っ越しが必ず発生します。この2つを同じ「初期費用」として混ぜてしまうと、数百万円の誤差が出ます。
初期費用の全体像——4つのカテゴリ
初期費用は、性格の違う4つのカテゴリに分かれます。発生するタイミングも、削れるかどうかも違います。
| カテゴリ | 目安金額 | 特徴 |
|---|---|---|
| ① 諸費用 | 約100万円 | 登記・ローン・保険・税金。ほぼ削れない |
| ② 外構・庭 | 約100万円 | 後回しにできる。段階施工が可能 |
| ③ 家具・家電 | 約130万円 | 優先順位づけで圧縮できる |
| ④ カーテン・照明・引っ越し | 約40万円 | 自分で手配すると抑えられる |
| 合計 | 約370万円 | 本体価格の約37% |
諸費用の内訳(登記・ローン・保険・税金)
ここからは、カテゴリごとに中身を見ていきます。まずはほぼ削れない諸費用から。
| 項目 | 目安金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 登記費用 | 約25万円 | 登録免許税+司法書士報酬。所有権保存・抵当権設定など |
| ローン関連費用 | 約25万円 | 事務手数料(定額型3.3万円前後/定率型は借入額の2.2%前後)+保証料 |
| 火災保険料 | 約20万円 | 20年一括払いが一般的。木造新築で年3〜6万円が目安 |
| 地盤調査・税金・その他 | 約30万円 | 地盤調査、印紙税、固定資産税の日割り精算、各種申請費用 |
| 合計 | 約100万円 | 本体価格の約10% |
見落としやすい3つの落とし穴
- ローン事務手数料の型を確認していない。定額型(3.3万円前後)と定率型(借入額の2.2%前後)では、借入額によって数十万円の差が出ます。
- 保証料の有無を確認していない。保証料は借入額の2%前後が目安。ただしネット銀行など保証料がかからない商品もあります。
- 地盤改良費を想定していない。地盤調査の結果、改良が必要になると10〜150万円かかります。土地の条件次第では、これが最大の変動要因になります。
諸費用は、住宅ローンの対象にならないものがほとんどです。つまり、現金で用意する必要があります。「ローンを組むから大丈夫」と考えていると、引き渡し直前に現金が足りなくなる——これが最も多い資金計画の失敗です。
外構費用は「どこまでやるか」で決まる
外構は、初期費用の中で最も金額の幅が大きく、最も後回しにしやすい項目です。
| 敷地面積 | 費用の目安 | できることの例 |
|---|---|---|
| 30坪 | 80〜150万円 | 駐車場コンクリート・アプローチ・最低限の目隠し |
| 40〜50坪 | 120〜250万円 | +カーポート・フェンス・庭の植栽 |
| 50坪以上 | 200〜400万円 | +ウッドデッキ・物置・門扉・庭全体の造園 |
※ 外構費用は「建物価格の5〜10%」が一つの目安とされます。高低差のある土地や、駐車台数が多い場合は、これより高くなります。
平屋はとくに注意が必要です。同じ延床面積でも平屋は必要な土地面積が1.5倍以上になるため、外構をかける面積も広くなります。30坪の平屋なら、土地は70〜85坪。外構費用は200万円を超えることも珍しくありません。
外構は、①生活に必須の部分(駐車場・アプローチ・排水)と、②後から足せる部分(フェンス・カーポート・植栽・ウッドデッキ)に分けられます。①だけを引き渡し時に施工し、②は1〜2年かけて追加する——この段階施工なら、初期の現金負担を100万円以上減らせます。
「外構は最初に全部やらなければいけない」という決まりはありません。
家具・家電・カーテン・照明は、想像より高い
新居の家具家電は、「引っ越してから考えよう」では間に合いません。理由は単純で、金額が大きいからです。
| 項目 | 目安金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 家具(リビング・ダイニング・寝室・子ども部屋) | 50〜100万円 | ソファ・テーブル・ベッド・収納など |
| 家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなど) | 50〜80万円 | エアコンは台数分。設置工事費も別途 |
| カーテン | 20〜50万円 | 4LDK・窓10箇所で30万円〜が目安 |
| 照明器具 | 10〜30万円 | 引掛シーリングで自分で取り付けると抑えられる |
| 合計 | 130〜260万円 | こだわると青天井になる項目 |
とくにカーテンと照明は、家の仕様に左右されます。天窓や吹き抜け、勾配天井があると、既製品では対応できず、オーダーになるためです。間取りを決める段階で、窓の形と数を把握しておくことが、結果的に費用を抑えます。
新生活に絶対に必要なもの(冷蔵庫・洗濯機・照明・カーテン・寝具)と、後から買い足せるもの(ソファ・ダイニングテーブル・子ども部屋の家具・テレビボード)に分けてください。
後者を後回しにするだけで、初期費用を50〜100万円単位で圧縮できます。引っ越し直後は、生活してみて初めて「何が必要か」が分かるものです。
本体価格別・初期費用のシミュレーション
本体価格ごとに、初期費用がいくらになるかを試算しました。
| 本体価格 | 諸費用 | 外構・庭 | 家具・家電 | カーテン・照明・引っ越し | 初期費用 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,000万円 | 約100万円 | 約100万円 | 約130万円 | 約40万円 | 約370万円 |
| 1,500万円 | 約150万円 | 約130万円 | 約150万円 | 約40万円 | 約470万円 |
| 2,000万円 | 約200万円 | 約150万円 | 約180万円 | 約40万円 | 約570万円 |
※ 相場感を示す試算です。土地の有無・条件、仕様、時期によって金額は変わります。必ず個別の見積もりでご確認ください。
- 本体価格の外側に、本体の約37%のお金がかかる。
- うち諸費用は約27%。残りは外構・家具家電・カーテン照明・引っ越し。
- 現金が必要になる山は「引き渡し時」。ここに登記・ローン・保険が重なる。
- 家具家電は家の価格に比例しない固定費。本体価格が安いほど比率は高い。
初期費用を抑える5つの方法
初期費用は、「削る」のではなく「順番を変える」ことで抑えられます。効果が大きい順に並べました。
- 外構を段階施工にする|生活に必須の部分だけを引き渡し時に施工し、フェンス・カーポート・植栽は後から追加します。100万円以上を後ろにずらせます。
- 家具家電を「必須」と「後回し」に分ける|ソファ・ダイニングテーブル・子ども部屋の家具は、生活してみてから買う。50〜100万円を圧縮できます。
- カーテンと照明を自分で手配する|住宅会社経由だと割高になりがちです。既製品が使える窓の形にしておけば、カーテンは半額以下にできます。
- ローン商品を事務手数料の定額型で選ぶ|借入額が小さいほど、定率型より定額型が有利になります。990万円の借入なら差は数万円〜十数万円です。
- 火災保険の期間と補償を絞る|補償を必要十分に絞り、払い方(一括/分割)を選ぶことで、数十万円単位で変わります。
個別の工夫より効果が大きいのは、住宅会社に「初期費用を含めた総額」を最初に聞くことです。
「本体価格990万円+諸費用100万円+外構・家具家電の目安」——ここまで最初の打ち合わせで出せる会社なら、資金計画は崩れません。出せない会社は、後から追加費用が発生します。
よくある質問
家の購入で初期費用はいくら必要ですか?
諸費用(登記・ローン・保険・税金・地盤)だけで本体価格の約10%。外構・家具家電・カーテン照明・引っ越しまで含めると本体価格の30〜35%が目安です。本体価格990万円の家なら、初期費用は約370万円になります。
初期費用は住宅ローンに含められますか?
含められないものがほとんどです。登記費用・ローン関連費用・火災保険料・外構・家具家電は、原則として現金で用意する必要があります。「ローンを組むから大丈夫」と考えると、引き渡し直前に現金が足りなくなるため注意してください。ただし、オーバーローン(諸費用込みの借入)が使える場合は一部を賄えます。
外構費用はどのくらいかかりますか?
敷地面積によります。30坪で80〜150万円、40〜50坪で120〜250万円、50坪以上で200〜400万円が目安です。平屋は必要な土地が広いため、外構費用も高くなります。段階施工にすれば、初期の負担を100万円以上減らせます。
家具家電はいくら用意すればいいですか?
一から揃える場合、家具50〜100万円・家電50〜80万円・カーテン20〜50万円・照明10〜30万円で、合計130〜260万円が目安です。必須のものと後回しにできるものを分ければ、初期は50〜100万円程度に抑えられます。
土地を購入する場合、初期費用はもっと増えますか?
増えます。土地の仲介手数料(土地価格の3%+6万円+消費税)と土地の登記費用が加わるためです。たとえば1,500万円の土地なら、仲介手数料だけで約51万円(税別)かかります。建物分の初期費用と合わせて計算してください。
まとめ
- 初期費用は、諸費用だけで本体価格の約10%。外構・家具家電・引っ越しまで含めると30〜35%。
- 本体価格990万円の家なら、初期費用は約370万円、住み始めるまでに約1,360万円。
- 諸費用は初期費用全体の約27%にすぎない。残りは「家そのもの以外」にかかるお金です。
- 本体価格が安いほど、初期費用の比率は高く出る。固定費が家の価格に比例しないためです。
- 初期費用は「削る」より「順番を変える」。外構の段階施工と家具家電の後回しが最も効きます。
本体価格のあとにかかるお金まで、
最初にお伝えします。
高い家を買ってローンに追われ、外食や旅行、趣味や家族の時間まで我慢する。それでは本末転倒です。
家を持つことは目的ではありません。家族が笑顔で安心して幸せに暮らすための「手段」です。
だから平成ハウジングは「無理をしない家づくり」にこだわります。
本体価格だけでなく、諸費用・外構・家具家電まで含めた総額を、最初の打ち合わせでご提示します。
家も趣味も家族の時間も。すべて諦めない人生のために。
「うちの場合、初期費用はいくら?」
本体価格・諸費用・外構・家具家電まで含めた総額を、最初の相談でお出しします。
資金計画が崩れないように、先に全部お見せします。
しつこい営業はしません。まずは情報収集だけでも歓迎です。
124-4.png)
990万円の家シリーズ
参考プラン
平成ハウジングの990万円の家は
自由設計の注文住宅
平屋建 990万円~
2階建 1,100万円~
※本体価格(税込)

\ 今ならもらえるアマギフ /











